5敗目の巨人・戸郷「1球1球を見つめなおしたい」、新人王レースは一歩後退か

[ 2020年10月11日 17:29 ]

セ・リーグ   巨人0―7中日 ( 2020年10月11日    ナゴヤD )

<中・巨>4回2死一、三塁、シエラ(手前)に死球を与え、帽子を取りガックリの戸郷(撮影・椎名 航)
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 先発した巨人・戸郷翔征投手(20)が6回2失点と好投したものの、9勝目を手にすることはできなかった。

 この日は立ち上がりから制球が安定し、初回から3回まで完全投球を披露。ただ、4回2死一、二塁から5番・高橋に中前先制打、さらに0―1の6回も2死無走者からビシエド、高橋に連続二塁打された。

 前回4日の阪神戦(甲子園)では3回途中で降板。そこから修正して試合を作ったが「1点が重い展開だったのでもっと粘らなければいけませんでした。1球1球を見つめ直したい」と反省した。

 新人王を争う広島・森下との成績を比較すると

森下 15試合8勝3敗 防御率2.28 98回2/3 104三振
戸郷 15試合8勝5敗 防御率2.76 84回2/3  85三振

勝利数は並んでいるが、防御率、登板回数、奪三振数では森下を下回る。中6日なら残り4試合ずつの登板。戸郷には勝ち星ともに内容も求められる。。

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2020年10月11日のニュース