ヤクルト・小川、3回まで完全投球も一転…5回1死も取れず6失点KO 5年ぶり2桁勝利はお預けに

[ 2020年10月11日 15:55 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2020年10月11日    マツダ )

<広・ヤ>力投するヤクルト先発の小川(撮影・奥 調)
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 発熱のため今月6日の中日戦(ナゴヤD)で予告先発を回避したヤクルトの小川泰弘投手(30)が11日の広島戦(マツダ)に先発登板。5回途中6安打6失点で降板し、5年ぶり3度目の2桁勝利はお預けとなった。

 3回まで完全投球で広島打線を抑え込んだ小川。だが、4回1死から田中広にこの試合初安打となる右中間三塁打を打たれると、続く鈴木誠に左前適時打されて先制を許した。5回にはこの日の試合前に出場選手登録され即スタメンとなった先頭・西川に復帰後初安打となる中前打を打たれ、会沢を四球で歩かせた無死一、二塁から堂林に中前適時打されて2失点目。さらに菊池涼に右前打されて無死満塁とピンチを広げると、相手先発投手の中村祐にも2018年以来2シーズンぶり、今季初安打初打点となる適時打を許してここで降板となった。

 なお、小川が先発回避した中日戦で急きょ先発した2年目左腕・久保がこの日も5回無死満塁で小川をリリーフ。2死までこぎ着けたが、鈴木誠と松山に連続で押し出し四球を与えた後でこの回2打席目となった西川に遊撃強襲の2点適時打を許した。

 小川の投球内容は4回0/3で打者18人に対して60球を投げ、6安打6失点。1三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 8月15日のDeNA戦(横浜)でノーヒットノーランを達成した小川は予告先発だった今月6日の中日戦(ナゴヤD)で先発回避。新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受けた結果は陰性でチームに合流していた。
 

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2020年10月11日のニュース