阪神・高橋遥人 巨人のM点灯阻止へ快投誓う「勝つ投球をしたい」

[ 2020年9月15日 05:30 ]

ペットボトルをつぶして最後の一滴まで水を飲み干す高橋。首位・巨人にも最後の一滴まで汗を絞り出して立ち向かう(撮影・大森 寛明)
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 阪神・高橋遥人投手(24)がきょう15日の巨人戦に先発。負ければ自力優勝の可能性が消滅するだけでなく、巨人に優勝マジックまでもが点灯する一戦での快投を誓った。敵地・東京ドームでは今季6戦6敗。相手先発も10連勝中の菅野という苦境を強いられるが、もう、勝つしかない。

 やるべきことはただ一つ。シンプルに、勝つしかない。リーグ2位に付けるとはいえ、首位を独走する巨人とは9・5ゲーム差。はるか彼方に浮かび上がる背中をとらえるには、3連戦で1敗すら許されない。きょう15日の先陣を任された高橋は改めて、一戦必勝を誓った。

 「どの試合も常に勝つつもりで投げていますが、前回、前々回と巨人に負けているので、(今度こそ)勝つ投球をしたい。(菅野との投げ合いは)特に意識していません」

 ペナントの灯を消してはならない。15日からの今カードで1敗または2分けした時点で自力優勝の可能性が消滅する。13日にはDeNAの自力優勝が消えており、きょう15日に敗れると巨人に優勝へのマジックナンバー38が初点灯してしまう。しかも、投げ合う相手は10連勝と無双の菅野。ともすれば過酷な状況にも映るが、全てが奇跡を起こすための演出であるならば最高の条件と言っていい。

 苦手意識はない。今季初登板となった8月6日は7回零封で勝利。だが、同18日は7回1失点と好投しながら、打線が菅野の前に沈黙して敗れた。前回7日の対戦では味方の2失策があり、6回3失点(自責1)で敗戦。3試合で防御率0・90と数字の上では見劣りしないが、勝利の女神を振り向かせるまでには至らなかった。

 「切れ目のない打線で、どこからでも点を取ってくるイメージがあるので、先頭を出さずにカウントが有利になったところでしっかり抑えたい」

 1点の重みは十二分に理解している。3勝10敗と大きく負け越す今季。打線の1試合平均得点は2・2点に沈む。敵地・東京ドームに限れば、6戦全敗という惨状だ。それでも、まだ、諦めない。直接対決は残り11試合。声をからす虎党に対して猛虎の意地を見せるには、左腕の快投から始まる3連勝に望みを託すしかない。

 この日は甲子園の投手指名練習に参加。キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。今季初登板から5試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)をマーク。宿敵をねじ伏せるだけの、力はある。(長谷川 凡記)

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