スカウト「スライダーで三振取れる」、国士舘大の最速146キロ右腕・赤羽に3球団視察

[ 2020年9月15日 15:11 ]

東都大学野球秋季リーグ戦2部   国士舘大1―2拓大 ( 2020年9月15日    大田スタジアム )

<国士舘大・拓大>鋭い腕の振りからキレのあるボールを投げ込んだ国士舘大・赤羽(撮影・柳内遼平)
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 東都大学野球秋季リーグ戦の2部が15日に開幕した。国士舘大は拓大との開幕戦に1―2で敗れた。

 最速146キロ右腕の赤羽陸投手(4年)は3球団のスカウトが視察する中、6回2/3を6安打1失点。最速144キロを計測した直球にスライダーやスプリットなど多彩な変化球を織り交ぜ、8三振を奪った。何度もピンチを切り抜け、試合をつくった右腕は「走者を出しても点を与えなければ良いという気持ちで投げた。腕の振りや体の回転を工夫して打者の想像以上のスライダーを投げられたと思う」と振り返った。

 スタンドで視察した巨人・青木高広スカウトは「スライダーやカットボールを投げる時も腕を振れるから三振が取れる。下級生の時から見ているが、球速も上がっている。中継ぎにも適性がありそうです」と評した。

 市和歌山時代はエースとして2度甲子園のマウンドを経験。プロ志望届を提出するも夢はかなわず、国士舘大に進学した。「高校時代は直球で押していく投手だった」という赤羽はロッテ、オリックスで捕手としてプレーした辻俊哉監督に勝つための考え方を学び、投球術を磨いた。今年覚えたカットボールも投球の幅を広げ、自らの成長に自信を深めている。

 プロ志望届の提出については「あと1試合投げてから監督と相談して決めたい。プロでやるためには直球のスピードがもう少し必要。150キロに近い球を1球でも投げたい」と話した。

 試合後にアイシングを済ませ、スタンドで第2試合を観戦。リーグで対戦する打者の特徴に目をこらした。2度目の挑戦をするためにエースは次戦で己の持つ力を出し切る。

 ◆赤羽 陸(あかば・りく)1998年(平10)年7月17日生まれ、和歌山県和歌山市出身の22歳。小1から野球を始め、西脇中では軟式野球部に所属。市和歌山では3年春、夏の甲子園にエースとして出場。国士舘大では1年春からベンチ入り。大学通算7勝5敗(2部)。球種は直球、スライダー、カーブ、カットボール、ツーシーム、スプリット。憧れの選手は楽天・則本昴大。1メートル79、72キロ。右投げ左打ち。

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