巨人・原監督 8連勝でM38点灯も「志半ば、戦い半ば。僕はまったく意識していません」

[ 2020年9月15日 22:34 ]

セ・リーグ   巨人6―3阪神 ( 2020年9月15日    東京D )

<巨・神>試合後、菅野(左から2人目)に声をかける原監督(左)(撮影・坂田 高浩)
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 巨人は3度のリードを許す苦しい展開も、6回に5安打を集中して阪神に5―3で逆転勝利。18年4月以来2年ぶりの8連勝で、優勝マジック「38」が点灯した。72試合目でのマジック初点灯は、セ・リーグ史上最速となった。

 先発したエース菅野は初回にわずか10球で先制点を許し、3、5回には阪神・近本に2打席連続アーチを被弾。それでも苦しみながらも6回を3失点でまとめると打線が応え、その裏に5安打を集中して一挙3点を奪い試合をひっくり返した。

 原監督は6回、先頭の松原の二塁打で無死二塁とした後、右前打を放って一、三塁とチャンスを広げたベテラン亀井を「あれが大きい」と称賛。菅野については「今日が一番不安定だったところはあると思いますが、今日はみんなの力で(連勝を)つなげられたのはいいことだと思いますね」と話した。

 2位・阪神とのゲーム差を10・5に広げ、マジック38が点灯。それでも「志半ば、戦い半ばです」と指揮官に油断はなく、マジックについても「僕はまったく意識していません」と言い切っていた。

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