阪神・西勇 “本気”の中5日 巨人3連戦の“締め”に先発

[ 2020年9月15日 05:30 ]

笑顔で調整する西勇(撮影・大森 寛明)
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 敵地に乗り込む3連戦の“締め”を担うのは、阪神・西勇だ。中6日で18日にある中日とのカード初戦に向かうことなく、あえて間隔を一日詰めて17日巨人戦にエースを投入。ペナントレースの大勢が決しかねない勝負のカードで3連勝を狙うチームの本気度を示す起用になった。

 この日、甲子園での指名練習に参加した右腕は、キャッチボールなどを行った後はグラウンドから引き揚げて報道陣にコメントを残すこともなかった。漂わせる緊張感。秘める思いは、マウンドで体現するだけだ。

 開幕から抜群の安定感を誇示してきた。13試合に先発して12度のクオリティースタート(6回以上、自責3以内)を記録。すべての登板で6回以上を投げるなど、質の高い投球内容でチームをけん引してきた。巨人に対しても甲子園で行われた4日の対戦で7回2/34失点(自責3)の力投。9月の12試合で10勝(1分け)している相手に、唯一の土を付けている。

 舞台となる東京ドームも相性は良い。前回上がった6月19日の開幕戦では6回1失点と仕事を果たし、打撃でも本塁打を含む2安打2打点と大暴れ。再び、仁王立ちする準備はできている。福原投手コーチからも「西らしい投球をして欲しいし良いリズムで投げてくれた良いと思います」と全幅の信頼を寄せられた。

 523日ぶりとなる完封勝利を挙げた11日の広島戦から、中5日で挑む重要な一戦。開幕から6戦全敗を喫している敵地のマウンドで、虎の大黒柱が意地を見せる。(遠藤 礼) 

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