ツインズ・マエケン 5年ぶり対戦で先輩の貫禄!レイズ・筒香斬り

[ 2020年3月3日 02:30 ]

オープン戦   レイズ8―2ツインズ ( 2020年3月1日    ポートシャーロット )

レイズ戦の1回、筒香(手前)と対戦するツインズ・前田
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 ようこそメジャーへ――。ツインズの前田健太投手(31)が1日(日本時間2日)、オープン戦のレイズ戦に先発。レ軍の「2番・左翼」で出場した筒香嘉智外野手(28)を2打数無安打に抑え、先輩の貫禄を示した。筒香はメジャー初の日本人投手との対戦。米国で戦う気持ちをお互いが新たにする、特別な時間だった。

 思わず「あーっ」と声を上げ、手を両膝についた。2回2死走者なし。前田は甘く入ったスライダーを捉えた筒香のスイングに「投げた瞬間、やらかしたと思った」。右中間への当たりは逆風で失速し右飛。これで2打数無安打も、改めて強打者の力を認めた。

 「甘いボールが行くと捉えることができる。そういう打者は打ち取るのが難しく、三振を取るのも難しい。良い打者の証かな」

 5年ぶりの対決。終始、ペースを握った。試合前に対面し「初球はチェンジアップ」と宣言。初回無死一塁からの第1球は膝元への89マイル(約143キロ)の直球でストライクを奪った。苦笑いした筒香を1―2と追い込み、83マイル(約134キロ)のチェンジアップで泳がせ左飛。2度目の対決の2回は見逃し、空振り、ファウルとあっという間に追い込んだ。味方の守備の乱れもあって2回2/3を2安打2四球で3失点(自責1)も、筒香は日本時代の打率・188の相性のままに抑え込んだ。

 筒香は前田との2打席を含め3打数無安打、1三振。「球の切れは日本の時と同様に凄い。前田さんほどのコントロールの方はなかなかいない」と脱帽し、2回の大飛球は「あれは風がなくても(スタンドに)行ってない」と前田に伝えた。

 同じア・リーグ。公式戦では6、8月に対戦がある。「抑えられるように努力したい」と前田が言えば、筒香は「この地で対戦できて本当に楽しかった」と笑った。試合後も30分ほど話し込んだ2人は、食事の約束を交わし健闘を誓い合った。(ポートシャーロット・奥田秀樹通信員)

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