【大谷と一問一答】投球フォームを模索「細かい引き出しが大事」

[ 2020年3月3日 10:01 ]

今キャンプ3度目のブルペンで力強い球を投げる大谷(撮影・柳原 直之)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が2日(日本時間3日)、キャンプ地の米フロリダ州テンピで今キャンプ3度目のブルペン投球を行った。インターバルを挟みながら3セット、計47球を投じた。敵地で行われたカブス戦には同行しなかった。

 
 以下、練習後の主な一問一答。
 
 ――ブルペンの1、2セット目の間にミッキー・キャロウェー投手コーチと話し込む場面があった。
 「試合の中でのルーティンだったりとか、そういう話ですかね。技術的なことというより、そういうより1球1球集中できる取り組みの仕方というか」

 ――投球フォームは模索しているのか、修正ポイントがあるのか。
 「フォームに関しては、毎回、毎回そうじゃないかなと思います。シーズン中もそうですし、毎日、毎日同じ感覚で投げても違うかったりするものなので。それはみんなそうだと思う。なので毎日、微調整が必要ですし、細かい引き出しが大事になってくるんじゃないかなと思います」

 ――体に負担がかからないようにトレーナーなどから推奨される投げ方が自分と合わない場合はどう折り合いをつけるのか。
 「バッティング、ピッチングも合う合わないはあります。例えば腕を通す位置だったりとか、ルートだとか。その方がいいけど、それでタイミングが遅れるんだったら、それは良くないルートなのかなというか。良いタイミングでそこで(腕を)上げられるんだったらいいと思いますけど。それを今やってすぐできるかっていったら、できる人はいると思いますけど、合わなかった人だったらすぐにはできないと思いますし。そういうところは折り合いをつけないといけないですし。言われたらやってみるのも一つ手ではないかなと思います」

 ――ブルペンで強度を上げた時の左膝の不安はどうか。
 「大分、良いですね。去年はそんなに投げていないですけど、けっこう不安があったので、それに比べたら全然良いかなと思います」

 ――昨季はスクワットができなかった時期もあった。手術前の状態に戻っているか。
 「どちらかというと正しいフォームで(スクワットなどのトレーニングを)まずはやらないといけないので。一気に(重量を)上げるということはないですけど、それなりの重量は扱えているかなと思います。去年はそんなにシーズン中もできなかったので、筋力的にも後半も落ちていましたし。継続的にそういうのに取り組んでいかないとトータルで見た時に良くないかなと思います」

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