無観客試合でも…ハッとさせられた原監督の一言

[ 2020年3月3日 09:30 ]

史上初の無観客で行われたヤクルトとのオープン戦で、力投する巨人・菅野(撮影・西海 健太郎)
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、週末のオープン戦が「無観客」で行われた。巨人―ヤクルト戦が行われた東京ドームは、実に寂しかった。

 試合中の球場内だけではない。大勢の人でごった返す球場周辺もほとんど人がいない。近くにあるコンビニは試合開始前になるとレジ前に長蛇の列ができ、15分ほど並ぶのが恒例だった。試合の1時間前に中をのぞいてみたが、レジに並ぶ人は一人もいなかった。

 同時刻。人気ラーメン店もカウンターで1人が食事をしているだけだった。普段ならごった返しているはずのハンバーガー店も、多国籍料理店も閑散…。試合が始まれば、球場には打球音とミットにボールが収まる音、一球ごとにベンチから上がる声が響く。ファンの大切さを感じたのは、選手だけではなく我々も同じだった。

 これだけ「異常事態」を目の当たりにすると気落ちしてくる。記者にとって例年この時期は、開幕に向けた蓄積取材を進める大切な期間。試合後の取材で原監督の一言にハッとさせられた。

 「集中は一緒です。戦うスタイルとして。変わっているようじゃ話にならない。我々は我々の中での勝負があるし、無観客だからというところはない」

 プロとしてやるべきことをやる。社会情勢の好転と、3月20日の開幕を信じたい。(記者コラム・神田 佑)

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