ソフトバンク・サファテ 348日ぶり復帰!「とてもエキサイトしているし幸せ」

[ 2020年3月3日 05:30 ]

キャッチボールをするサファテ(撮影・中村達也)
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 “キング・オブ・クローザー”が戻ってくる――。3日、ヤクルトとのオープンで、ソフトバンクのデニス・サファテ投手(38)が復帰登板する。19年3月21日の楽天とのオープン戦以来、348日ぶりの対外試合登板となる。2日はペイペイドームでチームメートの投手陣とともに調整した。18年春に右股関節を手術。長く苦しいリハビリを経て、本拠地で9回の1イニングを投げる予定だ。

 クールな表情のまま、驚異の遠投で復帰前の最終調整を締めた。サファテはペイペイドームの一塁ベースの後ろ、ラインの外からノーステップで左中間のテラス席へ球を投げ入れた。

 「お客さんがいないのは残念だけど、試合で投げるのは1年ぶりだから、とてもエキサイトしているし幸せだよ。心身ともに状態もいいしね」

 18年春に右股関節を手術した後、米国に戻ってリハビリを余儀なくされた。再起を目指した19年はオープン戦3試合に登板。3月21日の楽天戦(ヤフオクドーム、現ペイペイドーム)で1イニングを投げたが状態は上がらず、開幕2軍が決定。その後再び帰国し、リハビリを続けてきた。

 「真っすぐ、カーブ、フォーク、全球種投げるつもりだよ」

 ここ2年は森に守護神の座を譲ってきたが、本来はクローザー。15~17年に3季連続パ・リーグのセーブ王に輝いた“前守護神”は、リスタートに燃えている。今春キャンプは鷹1年目の14年以来6年ぶりにフル同行。2月26日には屋内練習場で非公開での打撃投手を務めた。昨季のオープン戦以来の打者に対しての投球で、全球種19球を投じた。「球も体も強くなっている。去年と全く違う。森よりもいい球を投げていると思うので昔の自分のように、もっといい姿を見せたい」

 工藤監督も「いい形で順調に来ているし、“ここ(試合登板)から。投げられるようになってから”と本人も言っている。一歩一歩、階段を上ってほしい。楽しみにしたい」と期待する。剛腕が完全復活となれば、18年セーブ王の森との新旧2枚の守護神が控える万全のブルペンが完成する。「今年初のゲームだし、結果が良くても悪くても構わない。まずは普通に投げられたらいい」。冷静だが、サファテはアドレナリン全開で腕を振る。

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