阪神ドラ6小川、虎の清正になる!在学中からご利益 熊本城近望の名所「加藤神社」に祈願

[ 2019年11月15日 05:30 ]

阪神ドラフト6位の小川
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 阪神からドラフト6位指名された東海大九州キャンパスの小川一平投手(22)が14日、熊本市内のホテルで入団交渉し契約金3000万円、年俸700万円(金額はすべて推定)で仮契約した。 猛虎とは、運命の赤い糸でつながっていたのだろう。小川が通う東海大九州キャンパスがある熊本県のシンボルの一つが熊本城。日本三名城の一つとも言われ、日本三堅城の一つを築城したのが戦国時代の武将である加藤清正だ。幼名は「虎之助」で熊本藩初代藩主として「肥後の虎」とも呼ばれた。

 「歴史には疎いので…。(熊本城には)行ったことはないですね」と苦笑いしたが、知らずして通じていた。熊本城近望の名所として知られる「加藤神社」に毎年1月、野球部員全員で参拝していたというが、この神社こそ、加藤清正を主祭神としたもの。「なんか御利益があればいいなと思います」と話したが、すでにドラフト指名というご利益を受けていたのだ。

 加藤清正は猛将である一方で、熊本城や江戸城など数多くの城の築城や普請に関わり、盤石な石垣の構成や籠城対策で名をはせた「築城の名手」としても知られる。「真っすぐで押せる投手を目指している」。憧れの藤川球児同様、敵の攻撃を防ぎリードを守る――。「難攻不落」の存在になることを最大の目標とした。

 対戦したい投手には現在行われている「プレミア12」で侍ジャパンの4番として活躍する広島・鈴木の名前を挙げた。「本塁打も打っているし、すごい選手。真っすぐで仕留めたい」。各球団の主力を抑えるイメージはすでにできている。

 大学1年だった16年4月の熊本地震で自身も被災しており、被災地の復興支援にも前向きな姿勢を見せる。阪神では熊本県出身の岩貞が17年から1勝につき10万円の義援金、1奪三振につき益城町の少年野球チームに軟式球1ダースを寄贈している。「(自分も)やってみたいと思います。1試合でも早く1軍で投げて恩返しすることができれば」。加藤清正のように名前をあげ、第二の故郷に勇気を与える。 (阪井 日向)

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