広島育成2位・木下、目標は3割30本 誠也+龍馬“いいとこ取り”で成り上がる

[ 2019年11月15日 05:30 ]

仮契約を終え、バットを構えるポーズをとる育成2位指名の木下元秀
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 広島から育成ドラフト2位指名された敦賀気比の木下元秀外野手(18)が14日、福井県敦賀市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金290万円、年俸240万円(金額はいずれも推定)で仮契約した。現在開催されている「プレミア12」で侍ジャパンの4番も務める鈴木の長打力に、高校の先輩にあたる西川のミート力の“いいとこ取り”で、将来的なシーズン打率3割、30本塁打達成を目指す。

 育成枠だからといって、目指す夢が小さくなることはない。「育成でも、何とかしてプロに入りたかった」と話す木下は、広島が誇る2人の主力打者の名前を挙げ、成り上がる考えを明かした。

 「3割30本を打って、将来は自分も日本の4番を打ってみたい。日本の4番を打たれているので、鈴木誠也さんにはホームランや長打のこと、西川さんにはバットコントロールとかミート力のことを聞きたい」

 現在開催されている「プレミア12」もテレビ観戦。とりわけ、3本塁打(15日現在)を放っている鈴木の活躍に目を奪われたという。「軽々とフェンスオーバーの打球を飛ばす。インパクトの瞬間とか、スイングの仕方がどうなっているのか知りたい」と興味津々。敦賀気比の先輩でもある西川とは昨年の正月に母校を訪問した際に「話せなかったがオーラがすごかった」と振り返る。

 両者の持ち味を自分のものとして融合できれば「3割&30本塁打」達成も決して夢物語ではない。「もらっちゃいたいです」と貪欲に教えを請うつもりだ。

 それだけの素質を備えている。高校通算38本塁打。打撃練習では学校のグラウンドの防球ネットを越え、車のボンネットにぶつけたことも5回ほどあるという。東出2軍打撃コーチと同期である東哲平監督も「(OBの吉田)正尚(オリックス)もそれぐらいぶつけていた。同じぐらい飛ばす」と証言。担当の高山健一スカウトも「将来の中軸候補。左の鈴木誠也になってほしい」と期待値は高い。

 当面の目標は支配下選手になること。「たぶんしごかれるんで、そこは耐えられるように」。広島伝統の猛練習で誠也を、龍馬を、そろって超える日本を代表する打者になる。 (北野 将市)

◆木下 元秀(きのした・もとひで)2001年(平13)7月25日生まれ、大阪府出身の18歳。榎小2年時に榎グレートでソフトボールを始める。三国丘中ではヤングリーグのサウスウインドでプレー。敦賀気比では2年夏の甲子園にエースで出場し初戦敗退。同年秋から野手に専念し、3年夏の甲子園では「4番左翼」で3回戦進出。1メートル83、83キロ。左投げ左打ち。

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