阪神、守備力底上げへ超過酷メニュー 27連続ノーエラーまで“食べれま10”

[ 2019年11月15日 05:30 ]

27個のアウトを取るまで終われないシートノックで飛びつく大山 (撮影・平嶋 理子)    
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 阪神は14日、今季12球団ワーストのチーム失策102を記録した守備力底上げへ、高知・安芸キャンプでまた新たな取り組みを実行した

 メニュー表に「シートノック27アウト(ノーエラー)」と記された練習が始まったのはランチタイム直前。全野手が定位置に就き、筒井外野守備走塁コーチがランダムで放つ打球を処理していく。筒井コーチが「プレッシャーをかけたいという狙いがあってね。ゲームに近い感覚でやらせたかった」と意図を説明。ミスを犯すことなく1試合分のアウトをつかみとる――。終わらなければ食事にありつけない。1位~10位まですべてを当てないと家に帰られない人気バラエティー番組の企画「帰れま10」を想像させる“食べれまテン”に緊迫感が漂った。

 1回目。テンポ良くアウトを重ねたが、ミスが出た。無死一塁の設定で打球は二塁正面へのゴロ。上本から北條へ渡り15個目のアウトを奪ったあと、北條の一塁送球がわずかに高く浮いた。陽川がジャンプ捕球後にベースを踏んだが、筒井コーチの「1周目!」のかけ声によってリセットされた。

 より集中力を高めたナインは2回目にしてノーミスで27個のアウトを奪取。大山が横っ飛び、高山が背走し、最後は北條がゴロをさばいて締めるとナインから歓声が上がった。

 久慈、藤本両内野守備走塁コーチが揃って「緊張感を出すために」と話す練習は、今年のCSファイナルステージ直前に巨人が実施し話題になったメニュー。巨人は成功まで5回の挑戦を要したが、猛虎は2度目で終わらせ無事にランチタイムを迎えた。

 今キャンプでは80分に及ぶ内野特守も敢行。ミス撲滅へ、打てる対策はすべて打つ。 (巻木 周平)

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