DeNA 狩野行寿内野手、打撃投手で第二の野球人生「勝利に貢献を」 充実の表情で裏方の自覚も

[ 2019年11月15日 09:00 ]

DeNA奄美キャンプで打撃投手を務める狩野
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 第二の野球人生を、歩み出した。鹿児島・奄美大島でDeNAが行っている野手陣の秋季キャンプ。今季限りでの現役引退を表明した狩野行寿内野手は、打撃投手としてせわしなく動き回っている。

 「気疲れしています」とは言うものの、その表情は明るい。まだ25歳と選手との年齢も近く、様々な場所から「かり~!」と呼ぶ声が絶えない。ティー上げや雑務に加え、球場から宿舎まで約5キロの道のりを選手に付き添い走って帰ることも。「言葉遣いや態度にも気をつけるようにしています」と裏方としての自覚も芽生えている。

 川越工―平成国際大を経て、16年ドラフト7位でDeNAに入団。俊足巧打の大型遊撃手と期待されたが、プロの壁は高かった。1軍出場すらかなわぬまま、10月1日に戦力外通告を受けた。わずか3年間のプロ生活となったが「迷いはなかった。見切りがついたというか、やりきったので」。潔く、次のステージに進むことを決めた。

 球団から打撃投手の話を受けると「ユニホームを着られるのがうれしかった」と快諾。内野手ながら打撃投手を務めることにも「投手じゃなかったからか、打たれても悔しくないし、打ってくれた方が楽しい。今のところ楽しくやっています」と充実の表情を浮かべた。一方で、パソコンを使う業務もあり「そっちはテンパっています。できることから少しずつ…」と勉強の毎日だ。

 「選手としてはチームの戦力になれませんでしたが、裏方としての仕事をいただけた。チームをサポートして、勝利に貢献できるように頑張っていきたい」

 新たな仕事場で、狩野が縁の下からチームを支えていく。(記者コラム・町田 利衣)

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