侍J・岸、いざ“韓封”へ 16日大一番先発「力を合わせて優勝したい」

[ 2019年11月15日 05:30 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド   日本―韓国 ( 2019年11月16日    東京D )

東京ドームのマウンドで投球練習を行う岸(撮影・北條 貴史)
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 「韓封」任せた!侍ジャパンのスーパーR最終戦となる16日の韓国戦(東京ドーム)先発が濃厚な岸孝之投手(34)が14日、東京ドームで練習を行った。韓国メディアも見守る中でブルペンではなく、球場のマウンドから47球の投球練習。15日にメキシコが韓国に勝った場合、決勝進出の懸かる大一番となるが、宿敵撃破への手応えを得る「予行演習」となった。

 ボールがミットを叩く乾いた音が、東京ドームに響いた。グラウンドに立っていた選手は岸だけ。決戦を2日後に控え、マウンドから47球の投球練習。最高の予行演習だった。

 「東京ドームを1人で使うという、凄くぜいたくな時間を経験させてもらった。(実際にマウンドから)投げられてよかった」

 全体が休養日だったこの日、球場に姿を現した侍戦士は岸だけだった。建山投手コーチは「16、17日、どちらかで先発する、にとどめておきます」と明言を避けたが、宿敵・韓国戦先発は背番号11に託された。

 開幕直前の10月30日。遠征先の沖縄で発熱し、一時は38度以上まで体温が上昇するなど2日間の静養を余儀なくされた。1次ラウンドの先発は回避し、7日の台湾戦で救援として復帰。11日のオーストラリアとのスーパーラウンド初戦も救援登板して計3回を1安打無失点に抑えた。この日の練習後、改めて「徐々に良くなってきている」と手応え。建山投手コーチも「熱が下がって投げだしたころはボールに力がなかった。かなり良くなっていたので、最高の準備ができたんじゃないか」と大きな信頼を寄せた。

 韓国戦の先発は自身初となる。この日は先に韓国代表が練習を実施。スタンドの記者席で作業中だった約30人の韓国メディアも、岸の投球練習が始まると手を止めて食い入るように見つめる場面があった。

 「ここまできたから何としても勝ちたい。チームのために貢献したい。みんなで力を合わせて勝って優勝したい」と岸。一丸となった侍の思いを胸に、真っさらなマウンドに立つ。 (春川 英樹)

 ◆スーパーラウンドの順位決定方式 1次ラウンド(R)で同組だった相手とは対戦せず、1次Rの対戦結果を持ち越した上で、別組の4チームと総当たりで戦う。勝敗が並んだ場合の順位決定方式は(1)当該チーム同士の直接対決(2)TQB(得失点率)(3)チーム自責点によるTQB(4)チーム打率(5)コイントス、の順で決める。上位2チームが決勝戦、3、4位が3位決定戦を行う。

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