明治神宮大会開幕 健大高崎が延長タイブレーク制し初戦突破 5番・山本が5打点の活躍

[ 2019年11月15日 13:47 ]

第50回明治神宮大会第1日 高校の部1回戦   高崎健康福祉大高崎7―1倉敷商 ( 2019年11月15日    神宮 )

 第50回明治神宮大会は15日、神宮で開幕し高校の部1回戦が行われ、高崎健康福祉大高崎(関東・群馬)が延長10回、タイブレークの末に7―1で倉敷商(中国・岡山)を下して勝利。2回戦に進出した。

 健大高崎は1―1と同点で迎えた10回、この回からタイブレーク方式となり、無死一、二塁の場面からスタート。先頭の2番・戸沢が投ゴロを打ち、投手がこれを処理して二塁へ送球するも遊撃手が後逸。その間に二塁走者が生還して勝ち越しに成功した。

 さらに、3―1となって勢いに乗った打線は、無死満塁から5番・山本が左越え満塁弾を放ってリードを広げた。この日、山本は、4回に先制となる左越え適時二塁打を放つなど5打点の活躍を見せた。

 投げては先発したエース左腕・下が10回を1人で投げ、1失点と好投。走者を許しながらも粘りを見せて最少失点でしのいだ。

 ▼山本のコメントは以下の通り。

初戦に勝ててうれしいが、目標は日本一なので気を引き締めたい。

(満塁弾の場面は)みんながついでくれた。なんとしても打とうと思った。

(チームは)決してすごい選手がいるわけではないが、つなぎの野球で県大会、関東大会と勝ち上がってきた。(今日も)つなぎの野球を出せた。

次の明豊さんは、すごい強いチームなので粘り負けないようにやっていきたい。

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2019年11月15日のニュース