中日・福谷は500万円減 先発として初のシーズン終え「視野が広がった」

[ 2019年11月12日 17:21 ]

先発転向した今季を振り返った中日・福谷
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 中日の福谷浩司投手(29)が12日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、500万円減の年俸1800万円でサインした。

 先発転向した今季は右肩痛で開幕2軍スタート。5月6日の広島戦で6回1失点と好投したが白星を逃すと、その後、左腰椎の椎間板ヘルニアを発症しリハビリ生活が続いた。

 それでも先発として初めて過ごしたシーズンを振り返り「視野が広がった。改めて野球はいろんなことをすると思った」としみじみ。「中継ぎは7、8、9回を投げることだけ考えていた。先発は試合の流れや攻撃中、どうするのかなども分かった。首脳陣が導いてくださったが、結果的に先発をして良かった」と新たな自分の発見にうなずいた。

 痛めた腰も「投げることに対しての不安はない」と今秋はナゴヤ球場で精力的にブルペン入り。来季に向けて「先発なら完投、中継ぎならセットアッパー、クローザーを目指したい」と決意を固めた。

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