楽天単独首位!浅村 古巣相手に逆転3ランで勝利呼び込む

[ 2019年4月17日 22:19 ]

パ・リーグ   楽天7―4西武 ( 2019年4月17日    楽天生命パーク )

<楽・西>5回2死一、二塁、通算150号となる逆転3ランを放った浅村は拍手するナインを背にパネルを掲げる(撮影・西海健太郎) 
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 西武からFA移籍した楽天・浅村が5回、古巣を相手にプロ通算150号本塁打となる逆転3ランを放ち、楽天が7―4で勝利。単独首位となった。先発の福井は5回3失点で本拠地初勝利(今季2勝目)。楽天は西武戦は今季4戦4勝となり、開幕以来負けなしの4連勝を記録するのは14年以来5年ぶりとなった。

 打線は序盤、西武・先発の本田に手こずった。ストレートは140キロそこそこながら、カーブ、スライダー、チェンジアップを両サイドに制球良く投げ込む本田に3回までゼロ行進。だが、4回にオコエ瑠偉が1、2塁間をしぶとく破る2点タイムリーで1点差に迫り、5回に真打ちの登場となった。

 田中、藤田がヒット、四球で2死一、二塁のチャンスつくり、打席に浅村を迎えた。第2打席にセンター前のクリーンヒットを打っている浅村はファールで粘った末、カウント2-2からの8球目、外角直球をフルスイング。打球は左中間スタンドに飛び込む今季3号の劇的逆転3ランとなった。通算150号は172人目。

 先発・福井は初回に3点を先制されたあとは粘りのピッチングを見せ、2回以降、5回まで失点を許さなかった。

 西武は4点リードされた9回に3連打で無死満塁、一打同点のチャンスをつくり、中前打で1点を返したが、最後はクローザーの松井に抑えられた。

 ヒーローインタビューで浅村は「福井さんが頑張っていたし、なんとか打ちたいと思って打席に入りました。(感触は)まあまあでしたね」と振り返り、通算150号については「まさか自分がここまで打てるとは思わなかった。ここからもっと上を目指して頑張りたい」と語った。

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2019年4月17日のニュース