大谷、5月初旬復帰見えた オースマス監督GOサイン「全て順調」

[ 2019年4月17日 02:30 ]

エンゼルス・大谷(共同)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が、早ければ22日(日本時間23日)にも投手相手の打撃練習「ライブBP」を行うことが分かった。15日(同16日)、ロサンゼルスの病院で検査を受け、昨年10月に手術した右肘に異常はなくGOサインが出た。来月初旬のメジャー復帰へ調整は最終段階を迎える。

 「全て順調。医師も回復に満足している。今後もうまくいけば、来週中に投手の球を打つ」。ブラッド・オースマス監督は検査結果を自ら切り出した。大谷はチームの遠征に同行せず、本拠で調整。12日には実戦に近い球速のマシン打撃にステップアップしていた。

 同監督は「ライブBPでは一日10打席に立てる」と指摘。その後はマイナー選手を交えた「シミュレーテッド・ゲーム(シート打撃)」か、マイナー戦出場を経て、メジャー復帰する。チームは「復帰は5月」と一貫しているが、全てが順調なら5月頭、4月30日(同5月1日)からのブルージェイズ3連戦か、続く4日(同5日)からのメキシコでのアストロズ2連戦での復帰も見えてくる。

 チームは復帰へ打席数のノルマは定めず「大谷の感覚次第」と本人の対応、反応を見極める考え。昨年9月30日以来、7カ月ぶりとなる投手相手の打撃が注目される。

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