オリックス吉田正、大復活4の4 開幕から不振「半泣きくらいになっていた」

[ 2019年4月17日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス9―0日本ハム ( 2019年4月16日    京セラD )

ヒーローインタビューでチャンスダンベルを手に笑顔の吉田正(左)とアルバース(撮影・奥 調)
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 完全復活を印象づけるフルスイングだった。オリックス・吉田正が16日の日本ハム戦で2戦連発の4号2ラン&3二塁打の4安打3打点。今季最多13安打の猛攻を呼び、お立ち台で声を張った。

 「(不振が続いて)半泣きくらいになっていたので、今日は打てて良かったです!」

 初回1死一塁、1ボール2ストライクからの5球目だった。左腕・上原の低めスライダーに体勢を崩されながらも巧みにすくい上げ右翼席へ叩き込んだ。

 3回1死一、二塁では、2打席連発もよぎる右翼フェンス最上部に直撃する痛烈な適時二塁打。5回には右翼線、7回は左翼線を破り計3二塁打。1試合4安打は、昨年5月22日の楽天戦以来自身2度目で、「固められる時に固められた」。西村監督からも「(吉田)正尚は上がってきていて、あそこが打てば点が入るということです」と称えられた。

 開幕から不振にあえぎ、今月6日からの本拠地開幕6連戦では21打数4安打と低迷。「チームに迷惑をかけて、情けないっていう気持ちはずっとあった」。口数は減り険しい表情で過ごす日が続いた。切れ長の目元からクールな印象が漂うが、実はお笑い好き。特にダウンタウン・松本人志がお気に入りで、「独特の思考に考えさせられるんです」と出演番組はすべて視聴。若手芸人にも目を配り、大阪・なんばグランド花月にも足を運んだ。そんな男が、冗談一つ言えないほど悩み抜いた約2週間だった。

 試合後、吉田正は「“半泣き”はリップサービスですけどね」とちゃめっ気たっぷりに笑った。悩める主砲が、ようやく目覚めた。(湯澤 涼)

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