日本ハム 有原“内無双”3回ピシャリ 右打者インをツーシム攻め

[ 2019年3月3日 10:47 ]

<日・De>3回から登板した有原は3イニングを無失点に抑えた(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの有原航平投手(26)が2日、札幌ドームで行われたDeNAとのオープン戦に3回から2番手で登板。3回無安打無失点の好投を披露した。今季から数年ぶりに解禁したツーシームの切れも上々。昨季はシーズンを通して不振に苦しんだ右腕が先発ローテーションの軸としてフル回転すれば、3年ぶりのリーグ優勝は現実味を帯びてくる。

 今年は内角を突く。有原の「意思表示」とも言える一球だった。3回2死。17年の首位打者でもある右打者のDeNA・宮崎の内角高めに138キロのツーシームを投じ、相手をのけ反らせた。最後は四球を与えたが「あのコースは凄くよかったと思う。直球に近いイメージで投げてます」と手応えを語った。

 プロ入り当初は駆使していたが、近年は失投が多いことで封印していた右打者の内角をシュートのようにえぐるツーシーム。8勝止まり(5敗)だった昨季に左打者の被打率・265に対して右打者が・297だったことで右打者の内角を攻める球種の必要性を痛感し、解禁を決断した。この日は3回から2番手で登板。宮崎、ソト、ロペスら右の強打者の内角を攻め、3回無安打無失点に抑えた。

 2月のアリゾナ1次キャンプでは序盤に胃腸炎を発症して出遅れたが、コンディションが回復してからは連日のようにブルペン入り。「人に聞いたりして前と握りを変えている」と試行錯誤を繰り返しながらツーシームを練習した。投球の幅は広がり、前回登板だった23日の広島との練習試合でも先発して3回無失点。2試合連続で好投し、ツーシームについても「(プロ入り当初に投じていた頃よりも)スピードは上がっている」と語った。

 開幕投手は昨季チームトップ11勝の上沢に譲ったが、入団から4年間で37勝の右腕に対する首脳陣の期待は大きい。

 「何とかしようとする気持ちが出ていた」と栗山監督。昨季の悔しさを白球に込め、最高の一年にする。 (山田 忠範)

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