阪神ドラ3木浪、実戦9戦連続安打で打率・500「1試合、1試合が勝負」

[ 2019年3月3日 05:30 ]

オープン戦   阪神0―1ソフトバンク ( 2019年3月2日    ヤフオクD )

8回1死一塁、木浪は右前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 舞台を沖縄から博多へ移しても、バットからの快音は止まらなかった。0―1の8回1死一塁からの第1打席。途中出場の阪神・木浪が見事な一打を放った。1ボールからの2球目。内角へのスライダーを右前へ運んだ。

 「1試合、1試合が勝負なんで。そういう気持ちでやっている」

 好調を維持しているが、わずかな油断も見られなかった。これで今春の実戦では22打数11安打の打率・500。沖縄で最後の実戦練習となった2月26日紅白戦でも2安打を記録していた。宜野座キャンプが始まった03年以降、新人がキャンプ中の実戦すべてで安打を記録したのは初めてという快挙。そのデータを裏付けるように、実戦の連続試合安打を「9」に伸ばした。

 「よう打つねえ(笑い)。見事やね。もっと(試合で)打たせたいなというのはもちろんある。ああいう結果を見せられるとより、そういうふうに思う」

 矢野監督も新人離れした活躍ぶりに目を細めるしかなかった。付加価値を高めた背景は、場面にある。1死一塁でベンチからはランエンドヒットのサインが出ていたとみられる。与えられた任務を、わずかひと振りで遂行。安打を量産するだけでなく対応能力の高さもアピールした。

 「素晴らしいね。最高の形(一、三塁)をつくってくれた。思いきりの良さ、一発で仕留める力。1打席しかない中でね」

 浜中打撃コーチも非凡な打撃センスを高く評価した。遊撃守備でも安定したプレーを披露。開幕1軍へ向けて前進し続けていることは疑う余地もない。期待のルーキーの勢いは止まることを知らない。(山本 浩之)

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