イチ8打席ぶり快音 新打法で156キロ撃ち 批判吹き飛ばした

[ 2019年3月3日 02:30 ]

オープン戦   マリナーズ7―3ブルワーズ ( 2019年3月1日    ピオリア )

2回無死、中前打を放つイチロー(撮影・会津 智海)
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 マリナーズとマイナー契約で招待選手のイチロー外野手(45)は1日(日本時間2日)、ブルワーズとのオープン戦に「7番・右翼」で出場し、2回に8打席ぶりの安打となる中前打を放った。守備では出場5試合目で初めて飛球を処理。昨年5月以来、公式戦から遠ざかっているレジェンドが、一歩ずつ実戦勘を取り戻している。

 力強い打球を、中前にはじき返した。2回無死、バーンズの97マイル(約156キロ)直球を中前へ。イチローが8打席ぶりに「H」のランプをともした。

 「振りにいかないと振れないから。知らないピッチャーだしね。とりあえず、そういう姿勢でいかないと」

 21歳下の快速右腕は昨季メジャーデビューし、救援30試合で7勝無敗、防御率2・61と活躍。今季は先発に転向する期待株のパワーボールを仕留めた。ベテランは速球への対応が衰えの理由として指摘されるのが常で、イチローも例外ではない。現在取り組んでいる新フォームで放った一打の意味は大きい。

 出塁後は大きくリード。この時期には珍しい3連続のけん制球を受け、後続の連打で昨年5月2日のアスレチックス戦以来、303日ぶりの得点も記録した。第2打席以降は投ゴロ、空振り三振だったが、95マイル(約153キロ)のツーシームを打った投ゴロのスイングも悪くなかった。

 右翼守備では4回、出場16イニング目で、平凡な打球ながら初めて飛球を処理した。「(勝手に)できていく感じですね、つくっていくというより」。打球への一球一球への反応、攻守交代時のベンチへの往復など、全てのリズムを思い出すことが公式戦への準備となる。

 試合の感覚を取り戻せているのか、との問いには「うーん…言わなきゃいけないかな、僕が」と返したが、徐々に手応えを感じつつある様子だ。菊池が先発する2日(日本時間3日午前5時5分開始)のロイヤルズ戦にも出場見込みで、実戦で初共演を果たす。

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