広島ドラ1小園が再合流!走攻守で魅せた 18日対外試合デビュー

[ 2019年2月18日 07:30 ]

シート打撃で、菊池涼の遊ゴロを軽快にさばく小園 (撮影・中村 与志隆)
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 卒業式に出席し、4日ぶりにチームに再合流した広島・小園海斗内野手(18=報徳学園)は17日、シート打撃で走攻守に躍動した。安打だけでなく、積極果敢な走塁で得点もマーク。18日の韓国KIA戦(コザしんきん)での対外試合デビューも決まった。

 とても前日に高校を卒業したばかりとは、思えない。実戦を重ねるたびに、小園の評価が上がっていく。4日ぶりに1軍に合流して、早速参加したシート打撃。1打席目は野村に投ゴロに抑えられたが、2打席目に魅せた。1ボール2ストライクから藤井皓が投じた真ん中付近の直球をとらえ、一、二塁間を抜く右前打とした。

 驚きは、ここからだった。続く鈴木の打席の2球目に二盗。「タイミングはアウト。(味方なので)タッチが甘かっただけだと思います」というものの、船越の完璧なストライク送球を上回った。

 さらに、メヒアの打席では、足で魅せた。藤井皓の投球がワンバウンド。船越が一塁方向へわずかに弾いた隙を見逃さずに三進すると、メヒアの強烈な遊ゴロの間に抜群のスタートで生還した。

 「課題は走塁と思っている。特に盗塁に課題があるので、納得はいっていないです。(得点は)ゴロゴーのサインだったので、準備はできていました」

 安打は自らの単打のみながら、積極果敢な走塁で得点を奪った。広瀬外野守備走塁コーチも「(盗塁の)スタートはまずまず。いろんな失敗をしてもいいと言っている。怖がらずにやっているのはすごい」と驚いた。

 遊撃の守備では菊池涼が放った判断の難しい正面の打球を、一気に前進しながらハーフバウンドでさばいてランニング送球。観衆からこの日一番の声援を起こして、走攻守で魅了した。

 16日に出席した卒業式で報徳ナインと再会し、原点に立ち返った。「苦しいことがいっぱいあった。それでも、最後まで諦めずにやれば甲子園にもいけた。そこは成長できた部分だと思います」。努力の末の成功体験が、心の支えとなる。

 18日には韓国KIA戦が行われる。高ヘッドコーチは「先発はないけど、出てもらう」とし、対外試合のデビューが決まった。生き残りをかけた実戦テストがついに始まる。(河合 洋介)

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