巨人・大江、5回2/3完全!20歳左腕 内海の助言で直球精度上昇

[ 2019年2月18日 05:30 ]

練習試合   巨人1―3DeNA ( 2019年2月17日    沖縄セルラー )

練習試合で好投した大江(撮影・森沢裕)
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 顔色一つ変えず、巨人・大江は力強く腕を振った。8回2死。伊藤裕に対し、カウント1―1から3球連続で直球を投げ込んだ。「良い感じで投げられている」という直球で追い込み、最後はカーブで空振り三振。回をまたいだ9回も打者3人で片づけた。

 シーズンを想定し、8回1死から登板。「緊張しました」と振り返りながらも、1回2/3を無安打無失点。ここまでの実戦3試合で、計5回2/3を完全と猛アピールを続けている。

 オフの自主トレは西武に移籍した内海に同行した。「キャッチボールの時からコントロールを意識しろ」とアドバイスをもらい、即実行。相手の胸に投げる意識を今まで以上に強く持ったことで、直球のシュート回転が減った。直球の精度が上がり、スライダーやカーブも生きてきた。

 3人兄弟の末っ子。「本当に尊敬できる存在」と語るのが父・広志さん(56)だ。男手一つで育てられ、野球の指導から弁当作り、ユニホームの背番号の縫い付けまでやってもらった。1軍での活躍が恩返しとなる。原監督は中継ぎとして起用する方針で「リズムが良くて、何でもカウントが取れて、相手にスイングさせない。先発で使うのもいいだろうなというくらい可能性を秘めている」と評価した。

 昨季は「勝利の方程式」を固定できず4年連続V逸。過去2年間、1軍出場なしの20歳は「自分が持っている力は出せている。次の試合でも継続できるように意識してやりたい」と力を込める。足りなかったピースを埋める左腕となって東京ドームのマウンドを目指す。(岡村 幸治)

 【大江 竜聖(おおえ・りゅうせい)】

 ☆生年月日 1999年(平11)1月15日生まれ、神奈川県出身の20歳。

 ☆サイズ&投打 1メートル73、82キロ。左投げ左打ち。

 ☆球歴 5歳から野球を始める。二松学舎大付では1年夏、2年春の2度、甲子園を経験。2年秋の東京都大会では清宮(日本ハム)を擁する早実相手に177球の熱投。12奪三振でチームをサヨナラ勝ちに導いた。

 ☆球種 ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク。直球の最速は149キロ。

 ☆趣味 映画観賞。

 ☆こだわり 睡眠が好きで、キャンプには、オーダーメードの枕を持参。

 ☆好きな女優 石原さとみ。

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