中畑清氏 うなりを上げた輝星のボールに“これだよ、この球だよ”

[ 2019年2月6日 08:00 ]

本誌評論家の中畑清氏にタッチされる吉田輝(左)(撮影・西海健太郎)
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 【CHECK!中畑清】これだよ、この球だよ。しっかり指に掛かったボールはうなりを上げてミットを突き上げる。これぞ甲子園を熱狂させた吉田輝星の剛速球。50球のうち4〜5球はあった。

 2日のキャンプ初ブルペンの内容がよくなかったと聞いて心配してたんだ。でも、投球練習前のサブグラウンド。柿木相手のキャッチボールを見たら、思い切り腕を振って投げてもバランスが崩れない。このボディーバランスならブルペンでもいい球を放れるんじゃないかと思ってた。

 全体的にはバラツキがあって、いい球はまだ10球に1球。捕手の構えたところに来たのは40%くらいかな。カーブは抜けていたしね。でも、隣の柿木が2球投げる間に3球投げるテンポの良さ。スライダーはいつでもカウントを取れる安定感があるし、何より指に掛かったときの球は文句なしの一級品だ。

 輝星は実戦派の即戦力。そう確信した。16日の紅白戦でどんな投球をするか。楽しみだなあ。(スポニチ本紙評論家)

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