広島 新外国人ローレンス 上々のデビュー 佐々岡コーチ「バリントンに似ている感じだよね」

[ 2019年2月6日 05:30 ]

フリー打撃に登板したローレンス(撮影・奥 調)
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 新助っ人はバリントン2世だ。広島の新外国人、ケーシー・ローレンス投手(31=マリナーズ)が5日、フリー打撃に初登板し、29球を投げ安打性3本に封じた。右打者の内角を突くツーシームは凡打量産を予感させ、11年からの在籍4年間で40勝を挙げた本家をほうふつさせた。

 投じるたび、打者・堂林の膝元を突くボールは厳しさを増した。象徴的な場面が24球目。内角へ投じたツーシームでバットをへし折り三飛に仕留めた。チェンジアップ、カーブ、スライダーと全球種を計29球。安打性3本という内容で、上々のデビューを飾った。

 「自分の強みだよ、インサイドを突くのはね。右打者にツーシームを投じてゴロに打ち取ったり、詰まらせて弱いゴロに打ち取る。バットが折れたというのは、良かったよね」

 凡打量産を予感させるその姿は、かつての“最強助っ人”に重なる。佐々岡投手コーチは「バリントンに似ている感じだよね。ああいうタイプ。顔も似ているしね」と言えば、中日・鈴木義広スコアラーは「バリントンみたいだし、タイミングをずらして投げていた。そういうテクニックもありそうですね」と警戒感を強めた。

 昨年ジョンソン(46勝)が更新するまで、球団外国人投手最多40勝を挙げたのが他ならぬバリントンだった。動くボールを武器に凡打を築き、11年には13勝をマークした技巧派右腕。ちなみに本家の愛妻はローレン夫人で、名前も似ている。

 それだけではない。ラーメン好きで知られる本家同様、ローレンスも“愛麺家”。この日の昼食には日南の有名店「直ちゃんラーメン」をたいらげ、「一蘭もおいしかったけど、それに匹敵するくらい、うまかったよ」と大きく頷いた。

 「打者のバランスを崩すのは球種の他に、ノーワインドアップからのクイックとか、長めに足を上げてみたりとか。いろんな組み合わせも一つの手。実戦でもやってみようと思う」

 日本仕様のテクニックものぞかせた。ノーワインドアップやセットポジション、クイック投法などを投げ分けた。昨年末に球団から届いた他球団の映像をチェック。「足を高く上げる打者が多い」と分析し、対策を講じたのだという。

 「良い感じできている。肩も85%くらいの仕上がり。シーズンに100%持っていけるようにしたい」。調整は順調そのもの。助っ人右腕が徐々にギアを上げてきた。(湯澤 涼)

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