DeNAソト豆まき初体験「オニハ、ソト!」“球も外”外角に圧倒的強さ

[ 2019年2月4日 05:31 ]

DeNA・春季キャンプ ( 2019年2月3日 )

青鬼にふんし、豆まきするソト(右)とロペス(撮影・島崎忠彦)
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 青色の鬼のかぶり物をつけたDeNA・ソトが、ロペスの掛け声で思い切り豆を投げた。初体験の節分。「日本の文化に触れることができて楽しかった。あの格好は気に入りました」と笑うと、照れながら「オニハ、ソト!」のセリフを決めた。

 昨季の本塁打王はフリー打撃では柵越えこそなかったが「タイミングを戻すことを意識している。日本はたくさん練習するスタイルだから」。まだキャンプ3日目。コンタクトすることを意識してバットを振っている。打撃練習で同組だった筒香は「パララカイエ!これでどうですか?」。スペイン語で「球場の外へ」の意味で、本塁打を示す。来日2年目に向かう大砲の気持ちに合った言葉だ。

 昨季は41発。うち、真ん中から外角にかけての球を打ったものが35本と大部分を占めた。打率も外角高めのストライクは驚異の・520。「得意不得意はない。常に考えているのは、ストライクゾーンにきたら自分のスイングをすることだけ」と言うものの、圧倒的に「外」に強かった。強みを保ちながら内角打ちを進化させれば、2年連続本塁打王という「福」が来る。

 ラミレス監督は二塁を任せる方針で、ノックでは遊撃・大和との連係を深めている。ソトが今年も、他球団にとっての「鬼」となる。 (町田 利衣)

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2019年2月4日のニュース