オリックス・田口コーチ イップス、パニック…1年目のキャンプには「良い思い出ない」

[ 2019年2月4日 08:30 ]

大学時代とプロの指導の差に戸惑いを感じた田口
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 【平成キャンプ回想録(4)オリックス・ドラ1田口壮】 いや、本当に良い思い出ないんですよ。僕は打撃で左肘が体から離れて脇が空く癖があって。大学(関学大)時代は自分で内角を打てるように編み出したんですけど、これを指摘されて。ゴルフスイングを矯正するゴムバンドを両手、両腕に巻かれて脇が空かないように練習したんです。

 スローイングも土井監督から「これでは無理だな」と言われて、3日目には送球イップス。打撃も守備も初日からいろんなことを言われてパニックでした。正直、大学までは教えられたことがなかった。監督からヒントをもらって、自分で考える習慣で。プロではガンガン指導されるのは当たり前なんでしょうけど、僕はなじみがなかったので悩んで悩んで…。ね、良い思い出ないでしょ。 (オリックス野手総合兼打撃コーチ)

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2019年2月4日のニュース