阪神・西 G菅野からセ界情勢盗む 同一リーグでも…4年連続ハワイ合同自主トレ

[ 2018年12月14日 05:30 ]

17年1月、ハワイ自主トレを終え帰国した西(左)と菅野
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 オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言し、阪神入りを表明した西勇輝投手(28)が13日、近く巨人・菅野とハワイ自主トレに臨む意向を明かした。4年連続4度目の弟子入り。球界を代表する右腕から来季対戦するセ・リーグ打者に関する情報収集を徹底し、万全な備えで新天地に挑む。14日には大阪市内で入団会見を開く。

 西が慣れ親しんだ古巣に別れを告げた。大阪市内のオリックスの球団施設を訪れ、球団職員や関係者に最後のあいさつ。「10年お世話になったので…」と名残惜しそうな表情を浮かべた後、すぐに口元を引き締めた。

 「切り替えて。次のステップなので頑張りたい。(今月)20日くらいからハワイでトレーニングする。菅野さんと向こうで合流して。ケガだけはしないように準備したい」

 新天地に挑む強い決意の表れだ。菅野とは15年秋のプレミア12で初めて侍ジャパンでチームメートとなり、16年春の台湾との強化試合でも再び同じユニホームを着て親交を深めた。ハワイでの合同トレーニングは15年オフから4年連続4度目で、これまでも技術論や精神的な指導を仰いできた。阪神入りを決め、来季からセ・リーグに主戦場を移すだけに今回の自主トレでは情報収集という新たな大事な要素も加わる。

 「1カ月くらいずっと向こうで。菅野さんと、そういう(セ・リーグの打者に関する)話もするんじゃないかなと思っていますけどね。しっかり吸収していけたらと思います」

 菅野は今季8完封を含むリーグ最多15勝、最優秀防御率(2・14)、最多奪三振(200)の3冠を獲得し、2年続けて沢村賞を受賞。当然、セ・リーグ打者の傾向と対策を熟知する。特に阪神が来季開幕カード(3月29〜31日、京セラドーム)で当たるヤクルトには通算26試合で15勝5敗、防御率1・96を誇り、今季も2完封を含む4戦3勝1敗、防御率1・80で圧倒した。

 来季開幕投手について矢野監督は競争の方針を打ち出し、新戦力として先発陣の中核を担う西も候補の1人だ。今季までの交流戦でヤクルトには通算4試合で1勝1敗、防御率3・04。対戦経験が少ないだけに菅野からの助言は間違いなくプラスになる。ヤクルトに限らず“セ界対策”を進めるうえで心強い。

 14日には大阪市内のホテルで入団会見を予定。「明日話しますから」と闘志は胸の内に秘めた。(湯澤 涼)

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