ハム矢野 10度胴上げ…ラストシャウト「ファイターズ、最高〜!」

[ 2018年10月10日 22:15 ]

パ・リーグ   日本ハム5―4ロッテ ( 2018年10月10日    札幌D )

<日・ロ>引退セレモニーで、選手らに胴上げされた矢野(撮影・高橋茂夫)
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 今季限りでの現役引退を表明している日本ハム・矢野謙次外野手(38)が10日、ロッテ戦(札幌ドーム)の7回に現役最終打席となる代打で登場し、左前打を放った。

 1点リードの7回2死一塁で4番・近藤に代わって代打で登場。追い込まれたものの、ファウルで粘り、唐川の7球目をきれいに左前へ運んだ。大歓声の中、ベンチに向かって一礼し、右手を突き上げる姿にファンは涙。大田らナインと抱擁し、ベンチへ戻った。そして、試合後は引退セレモニーに臨み、中田主将、同じくトレードで巨人から日本ハムに移籍した大田から花束を贈られた。大田、西川が涙する姿に、矢野の目が潤んだ。

 ナインの手で10度、宙に舞った38歳のベテランは「16年間、一度もレギュラーを獲ったことなく、生え抜きでもない私にこれだけの晴れ舞台を用意してくれたことに感謝します」と話し、「巨人での12年半では1球たりともスキを見せてはいけない勝負の厳しさを学び、ファイターズでの3年半では野球を心から楽しむことを学んだ。これからの人生に生かしていきたい。苦楽を共にした後輩たちにも感謝したい」と別れを告げた。

 02年ドラフト6巡目で巨人に入団。06、07年にはともに自己最多の103試合に出場したが、主に代打の切り札として活躍した。15年途中にはトレードで日本ハムに移籍。移籍直後の出場3試合で2度もお立ち台に立つなど新天地でも勝負強い打撃で存在を示した。スタンドマイクから右手にマイクを手にすると「最後に魂込めて叫ばせてもらいます。ファイターズ、最高〜!」と左手を突き上げた。

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