吉田輝星、意思尊重してくれた周囲に感謝 進路伝えていなかった仲間からも「応援するよ」

[ 2018年10月10日 16:33 ]

プロ志望届提出し、意気込みを語る吉田(撮影・島崎忠彦)
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 今夏の甲子園大会で準優勝した金足農(秋田)の吉田輝星投手(3年)が10日、プロ志望届を提出。同校でプロ志望表明会見を行った。

 当初は八戸学院大への進学一本に絞っていたが、心境が変化。今月4日には金足農・中泉監督から八戸学院大へ進学を辞退する申し出があり、同大・正村監督も了承した。

 これまで進路は明らかにしていなかったが、「3年生のチームメイトには全員『進路に関わらずこれからも応援するよ』って言われました」と仲間から言葉をかけられた。「(相談する中で)自分の思いを尊重してくれるって方が多かった。それらの言葉をしっかり心の中に置きながら努力していきたい」と周囲に感謝した。

 この会見は民放各社がそろって生中継。注目が集まる中、子どもたちへのメッセージを求められると「自分が変わったのは目標を立てて、どう努力すればいいか考えた結果変われた。目標をしっかりもって頑張ってほしい」とアドバイス。自身については「今までよりもっと厳しくなるので気を引き締めて練習し直したい」と気を引き締めていた。

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