ソフトバンク 和田 年内にブルペン投球再開へ「来年に向け切り替えないといけない」

[ 2018年10月10日 05:30 ]

キャッチボールする和田(撮影・岡田 丈靖)
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 左肩痛のためリハビリ中のソフトバンク・和田が、来季へ向け年内にブルペン投球を再開させるプランを明かした。来季も現役を続行する左腕は9日に福岡県筑後市のファーム施設でマウンドの傾斜をつかったキャッチボールをこなし、「(マウンドから)ネットスローがようやくできるようになってきた。日によって波はあるけど、1、2週間前に比べれば全然いい」と手応えを口にした。

 今季は2月の宮崎キャンプ中に左肩に違和感を訴え離脱。5月に2軍戦で6イニングを投げるまでに回復したが、直後に痛みが再発。以後、ブルペンでの本格的な投球練習はできていない。それでも今季中の復帰を目指し、リハビリをこなしてきたが「来年に向け切り替えないといけない」と来季へ目を向けた。

 斉藤学リハビリ担当コーチは「(キャッチボールは)力が入ってきている。いい方向にきている」と少しずつではあるが、快方に向かっていると説明。和田は「今年中にブルペンに入って、大丈夫だという状態で年を越したい」とした。

 6日の西武戦では本多の引退試合をヤフオクドームで観戦。「あの場に早く戻れるようにと、より一層思った」と決意を新たにした。17年目を迎える来季、2年ぶりの1軍マウンドを目指す。

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2018年10月10日のニュース