【東東京】「都立の星」小山台 あと一歩届かず…エース戸谷669球投げ抜き「悔いなく、楽しくできた」

[ 2018年7月30日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念東東京大会 決勝   小山台3―6二松学舎大付 ( 2018年7月29日    神宮 )

<二松学舎大付・都小山台>準優勝に終わるもすがすがしい笑顔を見せる戸谷(中央)ら都小山台ナイン(撮影・近藤 大暉)
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 「都立の星」はあと一歩届かなかった。都小山台にとって初めてで、都立勢では03年都雪谷以来となる夏の甲子園は、二松学舎大付に阻まれた。それでもエース戸谷は笑顔だった。

 「悔いなく、楽しくできた」。昨夏、5回戦で関東第一に大敗し、号泣した男の目に涙はなかった。

 109球で完投した帝京との準決勝から中1日。「気持ちで投げた」と6点を失ったが、113球で完投した。今大会は全6試合に先発し5完投。669球を投げ抜いた。昨年までは完投できなかったが、練習後に8キロのランニングで体力をつけた。21世紀枠で出場した14年センバツを見て同校に進学。決勝前、14年のエースだった伊藤さんから「楽しめ。攻めろ」と助言も受け、強豪に立ち向かった。

 偏差値69の文武両道の進学校。練習環境や時間も限られた中で69年ぶりの決勝進出を果たし、戸谷は「都立でもやれるってところを見せられた」と胸を張った。30日はさっそく模擬試験。「これからは勉強をしっかりやって、筑波大学理工学部に進学したい」と新たな目標を見据えた。(武本 万里絵)

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