西武・斉藤大プロ1勝 ドラ1ルーキー満塁ピンチで好救援も「頂いた勝利」

[ 2018年7月30日 07:50 ]

パ・リーグ   西武9-3ロッテ ( 2018年7月29日    ZOZOマリン )

プロ初勝利を挙げ声援に応える斉藤大(撮影・会津 智海)
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 西武のドラフト1位左腕・斉藤大将投手(23)が29日のロッテ戦でプロ初勝利を手にした。右足がつった先発・榎田大樹投手(31)を4回1死満塁で救援してピンチをしのぐなど、1回2/3を2安打1失点に抑えた。打線も11連勝中だったボルシンガーを攻略して5連勝。この日オリックスに敗れた2位・日本ハムとのゲーム差を3に広げ、首位を快走だ。

 念願のプロ初勝利も喜びは半分だった。ルーキー左腕・斉藤大は「頂いた勝利。次はしっかり(自分で)白星をつかみたい」と笑顔を押し隠した。プロ3試合目の登板は緊急登板だった。右足がつった榎田を引き継ぎ、4点リードの4回1死満塁の場面でマウンドに立った。

 「点差はあったけど満塁で緊張した」と振り返ったが「抜けるより引っ掛かった方がいい」と思い切り腕を振った。鈴木を138キロ直球で左飛に仕留めると、平沢からはスライダー3連投で空振り三振を奪って、記録上の勝利投手の権利を得た。

 ドラフト1位で入団し、菊池に続く先発左腕として期待され、キャンプは1軍スタート。しかし、オープン戦中に中継ぎ転向となり、3試合連続失点するなど結果を出せず、開幕は2軍スタートとなった。

 「投げ方が分からなくなっている。自分の投球を取り戻したい」。2軍ではスリークオーターの腕をサイドスロー近くまで下げ、制球と変化球の切れを取り戻した。7月にようやく1軍昇格。3度目の登板で1回2/3を1失点で切り抜け、初勝利をものにした。

 チームは7月2度目の5連勝で、貯金は今季最多の17に増えた。辻監督は「斉藤(大)がよくピンチを0点でしのいでくれた」と感謝したが、左腕は先を見据える。「このまま連勝が続くように、次の試合も頑張りたい。(ウイニングボールは)とりあえず親に渡します」。首位を走るチームのピースとして今後も腕を振る。 (君島 圭介)

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