広島・丸「最強」菅野撃ちじゃ 首位独走へ「束になってかかっていく」

[ 2018年7月6日 05:30 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト(雨天中止) ( 2018年7月5日    マツダ )

<広・ヤ>フリー打撃で快音を響かせる丸(撮影・北條 貴史)
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 5日のヤクルト戦(マツダ)は午後2時に中止が決定。広島ナインはマツダスタジアムに隣接する屋内練習場で汗を流し、次戦に備えて、この日のうちに上京した。敵地での巨人3連戦。カード初戦の相手は難敵・菅野だ。攻撃の中核を担う丸は敬意を込めて言う。

 「ボールは強いし、コントロールもいい。なかなか一筋縄ではいかない最強の投手」

 巨人は背水の陣を敷く。何しろ、中5日で回れば9連戦で2度投げられるエースを、あえて中7日で広島戦にぶつけてきた。菅野にしても前回6月28日に5回4失点で敗戦投手になったばかり。負けられない一戦。それでも丸は泰然自若だ。

 「ボクらは何も変わることなく、束になってかかっていくだけ。1打席の中で1球あるかどうかの甘い球を、一振りで仕留められるよう準備したい」

 対菅野は、個人でも好成績を残している。今季は2試合で4打数2安打3四球。通算でも77打数24安打、打率・312、3本塁打、12打点をマークするだけに、口を突いて出た一言一言が頼もしい。

 近況の充実ぶりが、またすさまじい。リーグ戦再開後の10試合で37打数17安打、打率・459、7本塁打、14打点。開幕からの出塁率は、リーグ断然トップで驚異的な・508を誇り、打率もリーグ2位の・335まで上昇した。トップの中日・平田とは1厘差だ。

 「客観的に見たら、いい数字だと思う」

 丸はそう前置きしながらも首を横に振る。

 「でも、10割でないと満足ということはないですね。打者である以上は(出塁率の)残り5割、打てなかった打席を突き詰めていかないと、先はない、進歩はないので」

 この意識。昨季のセ・リーグMVPはダテじゃない。5位の巨人とは8・5ゲーム差で2位・阪神にも7差をつけている。菅野を返り討ちにして3連戦3連勝すれば巨人の自力優勝の可能性を消滅させ、独走に拍車がかかる。打倒巨人。好調な背番号9がバットでけん引する。(江尾 卓也)

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