巨人・坂本勇 主将が意地の決勝2ラン「プロとして悔しい気持ちでこの3連戦に臨んでいる」

[ 2018年7月6日 21:43 ]

セ・リーグ   東京D ( 2018年7月6日    巨人4―0広島 )

<巨・広>お立ち台でポーズを決める坂本勇(右)と菅野(撮影・荻原 浩人)                                                                                                                                                                                
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 巨人の主将・坂本勇が投手戦にケリをつける先制&決勝の2ランを放ち、首位・広島相手の3連戦初戦勝利に大きく貢献した。

 巨人・菅野、広島・大瀬良とチームの勝ち頭同士の投げ合いは、5回まで0―0の投手戦。そして迎えた6回だった。巨人は先頭の菅野が遊撃の失策で出塁すると、続く坂本勇がバックスクリーンへ12号2ランを叩き込んで待望の先制点。8回には2死二、三塁からマギーの中前打で貴重な追加点となる2点を加えて逃げ切った。

 「智之(菅野)がいいテンポでいい投球してくれてたので何とかしたいなという気持ちで打席に立ちました」という坂本勇。カウント1ボール1ストライクからの3球目、真ん中高めに入ってきた直球を見逃さずバックスクリーンへ放り込んだ。前回対戦時は3連戦3連敗を喫した広島戦。「前回、広島に智之もやられましたし、チームとしてもやられましたし。そういう気持ちを後ろで守っていてもすごい感じました。キャプテンとして何とか打撃で応えたいなという気持ちで打席に立ちました」とエース菅野への思いを言葉にした。

 「前回広島で3連敗して、チームとしてプロとして悔しい気持ちでこの3連戦に臨んでいる。あしたも大事な試合が続く。何とか勝てるように頑張りたい」。坂本勇はそう言い切った。

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