巨人・菅野 8回零封11Kで首位カープ斬り「ただ勝ちたいっていうその一心」

[ 2018年7月6日 22:01 ]

セ・リーグ   巨人4―0広島 ( 2018年7月6日    東京D )

<巨・広>5回、田中を打ち取り雄叫びをあげる菅野(撮影・荻原 浩人)                                                                                                                                                                                
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 巨人のエース菅野が首位・広島打線を8回6安打零封して今季9勝目(5敗)を挙げ、プロ6年目で通算70勝目をマークした。

 リーグトップの10勝を挙げている広島・大瀬良との投手戦。0―0で迎えた6回、巨人が坂本勇の2ランで均衡を破ると、菅野は先頭・西川に三塁打を許した7回も後続を凡打に仕留めて無失点に抑えた。最終回はマシソンにマウンドを譲ったが、8回で119球を投げ、6安打零封。11三振を奪う力投だった。

 前回広島相手に投げた6月28日、マツダでの試合は痛恨の一発を浴びて敗戦投手となり、チームは3連戦3連敗を喫した。「前回、僕個人は情けない投球だったので、きょうはただ勝ちたいっていうその一心で投げました」。この日は2回、先頭・鈴木に二塁打を打たれ、5回には連打で2死一、三塁、6回には四球と盗塁、味方の失策で2死三塁、7回には先頭・西川に三塁打とピンチも多かったが、「走者たくさん出ましたけど、絶対にホームに還さないっていうその気持ちだけを強く持って最後まで投げました」と振り返った。

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