足利大付 新学校名で開幕戦コールド発進 荻原監督「グレーの歴史と伝統を感じ、1日でも多く試合を」

[ 2018年7月6日 16:20 ]

新ユニホームで勝利をつかんだ足利大付ナイン
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 足利大付が栃木大会の開幕戦で鹿沼東を10―3のコールドでマットに沈めた。レスリング部が強豪で三沢光晴や川田利明ら名プロレスラーを輩出した同校。今春「足利工大付」から校名が変わり、初勝利だ。

 「ゴング」の直後に先制攻撃だ。初回に5番・飯田が「3、4番がつないでくれたのでなんとか先制をという気持ちだった」という右中間へ2点適時二塁打。雨中の決戦で10点を奪った。

 投げては先発右腕・益子が「エルボー(肘)」をしなやかに使い4回0/3を1失点。守備では6―3の2死一、二塁から右前打を右翼・渡辺が矢のような「バックドロップ」ならぬ「バックホーム」で刺した。

 母校を指揮する荻原敬司監督は「春は白地のユニホームで、グレーのユニホームには初めて袖を通した。グレーの歴史と伝統を感じ、1日でも多く試合をしたい」と話した。「全日本プロレス」ならぬ「全国選手権」を目指す。

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2018年7月6日のニュース