米記者 大谷に降参宣言「私が完全に間違っていました」

[ 2018年4月10日 05:33 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―1アスレチックス ( 2018年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>7回2死二、三塁、オルソンを空振り三振に斬りガッツポーズを見せる大谷
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 米メディアはエンゼルス・大谷を絶賛する声で一色になった。全国紙USAトゥデー電子版は空振りの山を築いたスプリットを「devilish splitter(悪魔のようなスプリット)」と表現。「約1世紀ぶりに投げて打つレギュラー選手になるという冒険がそれほど空想的ではないようだ」と驚きを持って伝えた。

 ワシントン・ポスト電子版は「ベーブ・ルースがやらなかったことさえ、大谷翔平はやってのけている」との見出しで、ルース以上の活躍だと表現した。

 また米ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者は「すみません。私が完全に間違っていました」と降参宣言して、二刀流への見立てが誤っていたと謝罪。同記者はオープン戦中にスコアラーらの証言を基に、打者・大谷のスイングや二刀流の成否について、否定的な考えを述べていた。

 野球があまり盛んではない英国のBBC(英国放送協会)電子版も特集を組んだ。完全試合に迫った試合を伝え「米国と日本、太平洋の両岸から、一挙手一投足に視線が注がれている」と伝えた。

 大リーグ公式サイトはデータ集を組み、前回1日の4回1死から8者連続凡退で降板し、この日は初回先頭から19者連続凡退したことを指摘。「2試合にわたり、打者27人連続で抑えた」と“隠れ完全試合”を達成していたことを伝えた。

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