東洋大・上茶谷16K完封 リーグ記録にあと2に迫る奪三振ショー

[ 2018年4月10日 05:30 ]

東都大学野球第1週第1日   東洋大9―0中大 ( 2018年4月9日    神宮 )

<中大・東洋大>16三振を奪い、6安打完封の東洋大・上茶谷
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 春季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。昨年春秋連覇した東洋大はドラフト候補の上茶谷(かみちゃたに)大河投手(4年)がリーグ戦初先発初勝利を6安打16奪三振の完封で飾り、中大に9―0で勝利。5季ぶりに1部復帰した駒大は立正大に先勝した。

 141球目。上茶谷は直球で最後の打者のバットに空を切らせ、16個目の三振を奪った。92年秋に門奈哲寛、02年秋に堤内健(ともに日大)が記録したリーグ最多18にあと2と迫る奪三振ショーで先発デビューした右腕は「緊張はめちゃくちゃした。(勝利の瞬間)全部力が抜けた」と笑みを浮かべた。

 昨年まで6試合に投げ未勝利。2月の鴨川キャンプで腕をコンパクトに振るフォームに修正し、最速145キロから151キロに上がった。オープン戦で結果を残し開幕戦の先発に抜てきされ、この日もスカウトのスピードガンで最速149キロを計測。このオフに覚え「全然落ちないからツーシームと言っていた」と自虐的に言うスプリットも鋭く落ちた。

 全12球団とメジャー1球団が視察に訪れ、西武・渡辺久信SDは「(ドラフト)上位候補。肘の使い方が柔らかい」と評価。初戦を快勝で飾った杉本泰彦新監督も「出来過ぎです」とご満悦だ。同じく上位候補の甲斐野、梅津と「東洋大の150キロトリオ」を形成する上茶谷という珍しい名字が神宮を沸かせる。 (渡辺 剛太)

 ◆上茶谷 大河(かみちゃたに・たいが)1996年(平8)8月31日生まれ、京都府京都市出身の21歳。小学1年で野球を始め、衣笠中では京都レッドベアーボーイズに所属。京都学園では2年春からエースで甲子園出場なし。東洋大では1年秋にリーグ戦デビュー。1メートル81、85キロ。右投げ右打ち。

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