【槙原寛己氏視点】大谷 抜群だった直球とスプリット この2球種で十分

[ 2018年4月10日 09:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―1アスレチックス ( 2018年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>7回2死二、三塁、オルソンを空振り三振に斬りガッツポーズを見せる大谷
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 直球とスプリット。エンゼルス・大谷はこの2つの球種が抜群だった。軸になる直球が低めに操れ、同じ軌道でそこから沈むスプリットが効果的。この2球種で十分だった。

 スライダーの比率は下げていた。オープン戦から、スライダーは甘く入ると本塁打されていた。中盤からは観客に乗せられ、より力が入った。球場の雰囲気など、彼が憧れていたものを感じられたのではないか。最後のガッツポーズも、またファンを魅了した。

 7回に安打された場面は四球を出したくなかったのだろう。2ボールとカウントを悪くし、直球を抑え気味にいった。私も完全試合の経験はあるが、打順的にも7、8回が一番厳しい。球数の問題もあり、打たれてホッとしたのはソーシア監督かもしれない。記録が続いていればファンは続投を求めるし、一方で故障が怖い。腹八分目でも十分すぎる。偉業のチャンスはこの先、何度でも訪れる。(スポニチ本紙評論家)

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