東洋大・梅津に12球団スカウト熱視線 楽天「仙台育英出身だし欲しい選手」

[ 2018年4月10日 17:31 ]

東都大学野球春季リーグ戦第1週第2日 2回戦   中大3―1東洋大 ( 2018年4月10日    神宮 )

<東都大学野球 中大・東洋大>力投する東洋大先発の梅津
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 今秋のドラフト上位候補、東洋大の梅津晃大投手(仙台育英)が先発。自己タイとなるMAX153キロのストレートを軸に7回まで好投したが失策から1失点しリーグ戦初白星はならなかった。

 「きのう上茶谷が簡単に勝ったので、それに続こうと思ったけど、やはり簡単にはいきませんでした。勝つって大変とあらためて思いました」試合後は淡々と試合を振り返った。

 1メートル87の長身。真上から投げ下ろす本格派右腕をチェックするためネット裏には12球団のスカウトが集結。誰に聞いても「いいねえ」と絶賛する声が聞かれた。中でも東洋大OBで楽天の仁村徹スカウト副部長は「ウチ(楽天)とのオープン戦では高めに抜けるボールもあったけど、見違えるほどよくなっている。捕手のサインに首を振ってストレートを投げ込む姿も好感が持てる。仙台育英出身だし欲しい選手だよ」とぞっこん。

 前日投げた上茶谷大河(京都学園)、この日救援した甲斐野央(東洋大姫路)に梅津を加えた150キロトリオがいる東洋大。3回戦もスカウト陣がネット裏から鋭い視線を送ることになる。

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2018年4月10日のニュース