イチローはPO進出キーマン 主砲今季絶望的、指揮官が出番増明言

[ 2016年8月16日 05:30 ]

<マーリンズ・ホワイトソックス>初回、空振り三振に倒れるイチロー(AP)

インターリーグ マーリンズ5―4ホワイトソックス

(8月14日 マイアミ)
 マーリンズのイチローが、13年ぶりのプレーオフ進出へのキーマンとなる。14日(日本時間15日)、主砲スタントンが左内転筋痛のため全治6週間以上と診断され、故障者リスト入り。

 今季中の復帰が難しくなり、ドン・マッティングリー監督は「イチローに頼ることが多くなる。しばらくは先発として使われることになると思う」と明言した。イチローは「しょうがない。(ケガは)何を言っても治らないから」と冷静に受け止めた。

 この日は早速「1番・右翼」で先発。2打数無安打ながら1打点1得点で勝利に貢献した。5回無死一、二塁から送りバントを投前に転がし、捕手が処理して一塁送球。この間に本塁ががら空きとなり、二塁走者が一気に生還。難敵のセールから3点目を奪い「僕をアウトにすることに必死。なかなか見ない(プレーだ)ね」と苦笑していた。(笹田幸嗣通信員)

続きを表示

2016年8月16日のニュース