ダルビッシュ 右腕に違和感覚え5回1失点で降板

[ 2016年6月9日 11:56 ]

<レンジャーズ・アストロズ>レンジャーズの先発・ダルビッシュ (AP)

ア・リーグ レンジャーズ1―3アストロズ

(6月8日 アーリントン)
 ア・リーグ西地区首位のレンジャーズは同地区3位のアストロズに敗れ、連勝は5でストップ。右肘手術から復帰3連勝を狙った先発のダルビッシュは、5回3安打1失点で降板し、勝ち負けはつかなかった。球数は76球だった。

 レンジャーズは1―1の同点で迎えた7回、この回からマウンドに上がった3番手・ウィリヘルムセンがアルテューベに2点適時二塁打を浴びて失点。アストロズに勝ち越しを許し、これが決勝点となった。

 ダルビッシュは試合開始直後、スプリンガーに先頭打者本塁打を許すなど波に乗り切れず、毎回の7つの三振を奪うも4つの四球を与えるなど不本意な投球が続いた。5回にはスローカーブを投じた後に右腕を気にするしぐさを見せ、トレーナーと投手コーチがマウンドへ。この回を投げ切ったが、バニスター監督は6回から2番手・トールソンをコールした。

 状態が心配されたダルビッシュだが、球団は「右肩の張りのため、大事を取って降板させた」と発表。チームドクターのキース・マイスター氏の初見では、特に問題は見当たらなかったという。

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