大谷のように…楽天ドラ2小野「二刀流」デーブ監督が育成案

[ 2014年10月27日 05:40 ]

楽天から2位指名を受けた西日本短大付・小野郁に「二刀流」育成プランが浮上

 楽天の大久保博元新監督(47)が26日、ドラフト2位で指名した小野郁投手(18=西日本短大付)を「二刀流」で育成するプランを披露した。球団は野手としても評価しており、将来的に日本ハムの大谷のようなスター選手となる可能性もある。

 「本人の意思もあるけど、自分としては二刀流ができたらと思っている。モデルケースとして確立すれば、将来的にそういう選手が楽天に来たいと思うかもしれない」

 小野について振られると、秋季練習を見守っていた指揮官の目が輝いた。

 小野は1メートル75と決して大柄ではないが、最速153キロの直球を投じる剛腕。5月の練習試合では1位指名した安楽(済美)にも投げ勝ったことがある。その一方で球団関係者が「リストが強く飛ばす能力も高い」と評すなど高校通算25本塁打を記録し、登板しない時は「4番・中堅」で出場していた。西日本短大付の卒業生と言えば、阪神、日本ハムやメジャーでも活躍した新庄剛志氏が有名だが、その先輩にも負けない身体能力の高さを持っているという。

 近年、チームには右の長距離砲が不在で、日本人の4番の育成が急務。生え抜き野手の最多本塁打は07年の草野、13年の枡田でわずかに8本だ。ドラフトでも前日の22日までは智弁学園の右のスラッガー、岡本の1位指名を検討していた。そんなチーム事情もあり、大谷を二刀流として起用している日本ハムのように、「打者」の可能性も残しながら能力を見極めていきたい考えだ。

 29日に担当スカウトらが指名あいさつのために同校を訪問する予定。その席で二刀流での育成プランが提案されそうだ。

 ◆小野 郁(おの・ふみや)1996年(平8)10月23日、福岡県出身の18歳。小2から野球を始め、櫛原中では「久留米中央ボーイズ」でプレー。西日本短大付では1年夏からベンチ入り。3年夏は福岡大会8強で甲子園出場はなし。遠投100メートル、50メートルは6秒2。1メートル75、67キロ。右投げ右打ち。

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