「稲葉さんのおかげ」中日・伊藤 天国のコーチにささげた快投

[ 2012年10月19日 06:25 ]

<巨・中>ウイニングボールを手にさわやかな笑顔を見せる中日・伊藤

セ・リーグCSファイナルS第2戦 中日5―2巨人

(10月18日 東京D)
 今季レギュラーシーズンでの登板はわずか2試合で1勝の中日・伊藤が、大舞台で8回途中4安打2失点と快投。140キロ台の直球にフォークを織り交ぜ、巨人打線を封じた21歳は「(谷繁さんの)サイン通りに投げれば、抑えられる自信はあった」と笑顔を見せた。

 素質はピカ一だ。高卒新人だった09年9月30日の巨人戦(ナゴヤドーム)でいきなり149キロを計測。だが、今季は右肘痛で出遅れ、実戦初登板したのは7月に入ってからの2軍戦だった。投げられない間は、8月11日に脳内出血のため急逝した稲葉光雄投手コーチ(享年63)からつきっきりの指導を受けた。「きょうの投球も稲葉さんのおかげという部分は大きい」。この日のウイニングボールも故人の墓前に届けるという。

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