痛すぎる京都、勝ちに等しい引き分けの大阪

[ 2012年10月19日 15:37 ]

完投した大阪ブレイビーハニーズの田中碧

 日本女子プロ野球リーグは18日、わかさスタジアム京都で後期の2試合を行い、第2試合では京都アストドリームスが2―2で大阪ブレイビーハニーズと引き分けた。

 両者ともに負けはつかなかった第2試合。ただ、この引き分けは両者にとって全く意味の違うものとなった。京都は初回、連続四球で作った好機に5番大倉のタイムリーで先制。5回にも2死一塁から3番三浦が中前打、4番川端の左翼線二塁打で追加点を奪った。だが、明暗を分けたのは6回の投手交代。先発宮原から守護神河本へのスイッチが裏目に出た。

 6回、先頭の3番川崎が三塁手の送球エラーで二塁に進むと、4番小久保が右前打で一、三塁に。続く5番小西美加が左翼線への走者一掃の安打で同点に追いついた。「同点にしてくれてからは、もう1点もやれないという気持ちで投げました。引き分けはチームとして良かったと思う」と完投した大阪先発の田中碧は語った。2位の京都は大阪との直接対決を2戦残す。ただ、もう負けは許されない。

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