ニック手術なら今季絶望 東出は練習再開まで2カ月

[ 2012年6月13日 06:00 ]

 11日のオリックス戦(三次)で左膝を痛めたニック・スタビノア外野手(30)が12日、広島市内の病院で専門医による再検査を受け、前十字靱帯(じんたい)と内側半月板の損傷が判明、今季中の復帰が危ぶまれる状況となった。

 球団は「何日間か患部の様子を見ないと判断できかねる」と発表。仮に軽症であったとしても短期間での戦列復帰は難しく、手術が必要と判断された場合、今季中の復帰は絶望的と言っていい。3月26日に同じ左膝の前十字靱帯、内・外側半月板損傷の手術を受けた左腕・青木の場合は、全治1年の見込みと発表されている。

 また、10日のオリックス戦(マツダ)で右手中指を骨折した東出輝裕内野手(31)も広島市内の病院で再検査を受け、「右手中指末節骨骨折」と診断された。併せて「本格的な練習再開には2カ月を要する見込み」「今後は自宅療養を経て、経過を見ながらリハビリを開始する予定」と発表。前半戦の復帰は難しく、8月下旬から9月上旬の復帰をメドに、リハビリを進めることになりそうだ。

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2012年6月13日のニュース