5戦ぶり先発に応えた 松井 38歳バースデーに同点タイムリー

[ 2012年6月13日 11:45 ]

メッツ戦の1回、右翼への適時打を放つレイズ・松井

インターリーグ レイズ2―11メッツ

(6月12日 セントピーターズバーグ)
 レイズの松井が12日、セントピーターズバーグで行われたメッツ戦に「5番・指名打者」で5試合ぶり先発出場。1回の第1打席、1死満塁から右越えの同点適時打を放った。

 3打数1安打1打点で、内容は右安打(打点1)、中飛、中飛、四球で、打率1割7分9厘。チームは2―11で敗れた。

 松井はこの日が38歳の誕生日。1回、今季初めての満塁機で外角高めの初球を強振すると、あと一歩で本塁打になりそうな鋭い当たりは右翼フェンスを直撃した。「甘い高めの球だったので打ちにいった。良かったと思う」と納得の表情だった。

 松井は08年と09年の誕生日に本塁打を記録しており、マドン監督は「今日は、すごい夜になるかもしれない」と特別な日の活躍を予感していた。

 チームは11失点で惨敗し、連勝は4でストップ。松井は「追加点の場面が何度かあったので残念」とほかの打席については反省の言葉を口にし、「何もないよ」と誕生日の喜びはなかった。

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